これはWikipediaでも画像つきでかなりわかりやすく説明がある。
おおまかな仕組みはこんな感じ。
まず各部屋において消防法に基づいた細かな設置基準が定められており、感知器が設置されている。熱感知器や煙感知器が主であるが、だだっ広い天井の高い工場や体育館などには空気管を張り巡らしたものなどがある。
他にも紫外線を検知する炎感知器(かなり高価)などもあり、ライターをカチカチいじってるだけでも発報する。
感知器が火災を検出して発報すると、事務室などに設置されている受信機に信号を送り、ベルまたは非常放送を鳴らす。
受信機にはどこで感知器が発報したかがわかる、地区表示窓があり、それを見て現場を確認する。
そこで避難や初期消火といった行動に移る。
また、停電時においても火災を検出できるように予備電池が備え付けられ、最低20分間は電源が落ちないように設計されている。
感知器の線が断線した場合においても、断線を知らせる機能をもっており、線が切れていて火災が検出できなかったという事例を防ぐことができる。
点検では、感知器が設置基準に基づいた設置がされているか、正常に働く機能を維持しているか、警戒区域図はあるか。警戒区域図どおりの配置になっているかなどを見る。
おまけ
これは住宅用火災警報器であり、自動火災報知設備の感知器ではない!
熱感知器
煙感知器
一定の温度にならないと発報しない定温式感知器
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